主な対象疾患|流山市の心療内科・精神科なら、流山おおたかの森メンタルクリニックへ

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うつ病

うつ病は、強い抑うつ状態が長く続き、日常生活に支障をきたしてしまう病気です。
憂うつな気分や興味の低下といった精神的な症状に加え、眠れない、食べられない、疲れやすいといった身体的な症状も現れ、今までの自分とは変わってしまったと思うような状態になります。一時的で、日常生活に支障をきたさない気分の落ち込みは、うつ病とは言いません。うつ病における、うつ状態というのは、物事に対する関心や取り組む意欲が失せて、何もする気が起こらない状態が一日中ずっと、ほとんど毎日続く状態を言います。

うつ病は、早期に発見して適切に治療すれば、十分に治り得る病気です。
そのため、患者様ご本人や周囲の方々が早く気付いて、心療内科・精神科を受診し、適切な治療を受けることが最も大切です。

躁うつ病

躁うつ病は、うつ病とは異なり、躁期とうつ期を繰り返すことを言います。
躁うつ病の基本的な特徴は、異常に高揚した気分(躁期)が1週間以上続くところにあり、その大体は爽快な気分で占められますが、イライラしやすくなったり、怒りっぽくなったりもします。躁期とは、所謂ハイな状態の期間であり、ほとんど眠っていないのに頑張れる、新しいアイディアが湧いてくる」という一方で、イライラして仕方がないといった症状が見られ、その人が普段示す姿と明らかに程度が著しく異なっています。

躁うつ病は、躁期の時を自分が好調な時であると感じており、病気を自覚することが難しい状態となっています。しかし、躁うつ病は、うつ病よりも慢性化しやすく、経過や予後も良くないと言われており、行動化や衝動性が高まってしまうため、うつ病よりも自殺率が高くなります。
このように、躁うつ病は放置しておくと非常に危険であり、早期に治療する必要があります。

統合失調症

統合失調症は、幻聴や妄想(見張られている・後を付けられているといった妄想)など、多彩な症状が現れる病気です。
20代前後の比較的若い時期に発病することが多く、高齢になってから発症するケースは比較的少なくなっています。症状は急に現れることもあれば、時間をかけてゆっくりと現れることもあります。
統合失調症は、日常生活に大きな支障を生じさせる危険があり、軽く見ることはできません。発症後、適切な治療を受けないでいると、それまでの生活のレベルを維持するのが困難となります。

統合失調症の治療は、薬物療法が基本となります。しかし、統合失調症からの回復には薬物療法だけでは十分ではなく、ご家族への精神療法、心理教育や家族療法を併行して行うことが良好な予後に欠かせないことも分かっておりますので、ぜひお早目にご相談下さい。

強迫性障害

強迫性障害は、抑えようとしても抑えられない強迫観念、あるいはそのような考えを打ち消そうとして強迫行為を繰り返す神経症です。
自分でもそのような考えや行為が、つまらない、ばかげている、不合理だと分かっているのですが、やめようとすると不安が募ってくるので、やめられないという、不安が基礎になっている病気です。

強迫性障害の治療は、薬物療法だけでなく、患者様ご自身に病気についてよく知って頂くこと、そしてターゲットとなる症状を明確にすることなどの工夫が大切ですので、ぜひご相談下さい。

パニック障害

パニック障害は、突然、なんのきっかけもなくパニック発作が繰り返し起こる病気です。
特定の原因がはっきりしないため、患者様には、また発作が襲ってくるかもしれないという不安が常に付きまとうようになり、病気が進行してくると、一人で外出できない、電車に乗れないなど、社会生活に大きく支障をきたすようになります。

パニック障害は、こころの深い問題が背景としてあることも多く、薬物療法だけでなく、精神療法やカウンセリングを併用することが有効な場合も多くありますので、ぜひご相談下さい。

身体表現性障害

身体表現性障害は、痛みや吐き気、痺れなどの身体症状により日常生活を妨げられているものの、それを説明できる一般的な身体疾患、何らかの薬物の影響、他の精神疾患などが認められず、心理社会的要因によって説明される障害です。ブリケ症候群、ヒステリー、心因性疼痛と呼ばれることもあり、何らかの不安に結びついているものと言われています。

身体表現性障害の患者様に対しては、丁寧に身体的健康に関する気がかりをうかがい、ストレスの原因となっている環境調整や、ストレス対処法を身につけていくことを目指すことが必要となりますので、ぜひお早めにご相談下さい。

社会不安障害

社会不安障害は、以前は対人緊張症とも言われていました。
人前でひどく緊張するので、その場面を避けようとしてしまう、それで結果的に損をしてしまう、それが社会不安障害です。決してめずらしい病気ではありませんが、治療可能だと知られるようになったのは最近のことで、性格だと諦めてしまって、医療機関を受診しても自分の症状をうまく説明できない方も多いかもしれません。

社会不安障害の方は、怖いと感じる場面を避けようとするので、人との付き合いや、毎日の生活が大きく制限されてしまったり、やりたいことがあっても好きな仕事に就けなかったりして、社会生活が制限されてしまいます。
社会不安障害は、お薬を飲むことでかなり改善できますので、社会から遠ざかってしまう前に、早めの受診をお勧め致します。

適応障害

適応障害は、職場における配置転換や転勤、定年、長時間に及ぶ労働、あるいは受験や転校、友人関係の亀裂、近親者との死別など、明らかなストレスによって抑うつ、不安感、出社拒否、不登校、対人トラブルなどといった行動面での問題が引き起こされる病気です。

うつ病に似ていますが、ストレス要因がハッキリしているといった特徴がありますので、環境を改善し、可能な限り休養を取った上で、認知の歪み(誰もが持っている、考え方のくせのようなもの)を探り、環境に適応できるよう周囲も支援していくことが重要となります。
また、規則正しい睡眠、栄養バランスのとれた食生活、定期的な運動など、生活習慣の見直しを行い、ストレスに負けない体づくりを目指すことも必要ですので、そのようなサポートも含め、お早めにご相談頂くことをお勧め致します。

不眠症

不眠症と一口に言っても、人により症状は様々です。
一般的には、寝つきが悪い(入眠障害)ということになりますが、途中で目が覚めてしまう(中途覚醒)、朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)ということもあり、それぞれ治療法・対処法も異なります。そして、何よりも大切なのが、不眠症になった原因を探ることです。

誰でも心配事がある時は眠れなくなるもので、これは正常な反応と言えます。
しかし、うつ病や統合失調症などの初期症状として不眠症が現れることもありますので、眠れない・・・と感じることが続く際には、お早めの受診をお勧め致します。

主な対象疾患

  • うつ病
  • 躁うつ病
  • 統合失調症
  • 強迫性障害
  • パニック障害
  • 身体表現性障害
  • 社会不安障害
  • 適応障害
  • 不眠症
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