うつ病は、早期に発見して適切に治療すれば、十分に治り得る病気です。
そのため、患者様ご本人や周囲の方々が早く気付いて、心療内科・精神科を受診し、適切な治療を受けることが最も大切です。
躁うつ病は、躁期の時を自分が好調な時であると感じており、病気を自覚することが難しい状態となっています。しかし、躁うつ病は、うつ病よりも慢性化しやすく、経過や予後も良くないと言われており、行動化や衝動性が高まってしまうため、うつ病よりも自殺率が高くなります。
このように、躁うつ病は放置しておくと非常に危険であり、早期に治療する必要があります。
統合失調症の治療は、薬物療法が基本となります。しかし、統合失調症からの回復には薬物療法だけでは十分ではなく、ご家族への精神療法、心理教育や家族療法を併行して行うことが良好な予後に欠かせないことも分かっておりますので、ぜひお早目にご相談下さい。
強迫性障害の治療は、薬物療法だけでなく、患者様ご自身に病気についてよく知って頂くこと、そしてターゲットとなる症状を明確にすることなどの工夫が大切ですので、ぜひご相談下さい。
パニック障害は、こころの深い問題が背景としてあることも多く、薬物療法だけでなく、精神療法やカウンセリングを併用することが有効な場合も多くありますので、ぜひご相談下さい。
身体表現性障害の患者様に対しては、丁寧に身体的健康に関する気がかりをうかがい、ストレスの原因となっている環境調整や、ストレス対処法を身につけていくことを目指すことが必要となりますので、ぜひお早めにご相談下さい。
社会不安障害の方は、怖いと感じる場面を避けようとするので、人との付き合いや、毎日の生活が大きく制限されてしまったり、やりたいことがあっても好きな仕事に就けなかったりして、社会生活が制限されてしまいます。
社会不安障害は、お薬を飲むことでかなり改善できますので、社会から遠ざかってしまう前に、早めの受診をお勧め致します。
うつ病に似ていますが、ストレス要因がハッキリしているといった特徴がありますので、環境を改善し、可能な限り休養を取った上で、認知の歪み(誰もが持っている、考え方のくせのようなもの)を探り、環境に適応できるよう周囲も支援していくことが重要となります。
また、規則正しい睡眠、栄養バランスのとれた食生活、定期的な運動など、生活習慣の見直しを行い、ストレスに負けない体づくりを目指すことも必要ですので、そのようなサポートも含め、お早めにご相談頂くことをお勧め致します。
誰でも心配事がある時は眠れなくなるもので、これは正常な反応と言えます。
しかし、うつ病や統合失調症などの初期症状として不眠症が現れることもありますので、眠れない・・・と感じることが続く際には、お早めの受診をお勧め致します。
〒270-0139
千葉県流山市おおたかの森南1-4-11
ウェルスおおたかの森3階
TEL:04-7156-5002
Copyright© 流山おおたかの森メンタルクリニック All rights Reserved.